提案の流れ
提案
アポロ精工にとって提案書はお客様へ最初に提出する重要なアウトプットドキュメントです。
ご要求仕様を素早く理解することと同時に『どうすれば実現可能か?』を考えるのですが、当社は可能な限り複数案を提示させて頂くことを努力しています。
その為にプロジェクトの優先順位がどこにあるか?を積極的にお聞きします。
・機能はそのままでイニシャル費を抑えたい
・使用している部品を変えずに量産単価を抑えたい
・全体スケジュールを早めたい
・3ヵ月後の展示会に間に合わせたい
全て良くあるお話ですし、当社も可能な限り対応させて頂きたいと願いますが、非常に困難な場合も多々あります。
そんな時、複数の案を叩き台としてお打ち合わせすることで優先順位を明確にし、時間のムダ、経費のムダを抑え、プロジェクト進行をスムーズにするように手伝わせて頂きます。
提案例
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方式説明 |
メリット |
デメリット |
A案 |
画像入力部だけを開発し、 パソコン上のソフトで全ての処理を行う |
・開発期間が最も短い ・ソフトウェアなので柔軟性がある |
・処理速度がパソコンに依存する ・信頼性がパソコンに依存する |
B案 |
当社製品を流用し、 I/F用子基板のみを開発する |
・処理速度が速い ・スケジュールの短縮が可能 |
・量産時にもパソコンが必要 ・量産時のコストが高い |
C案 |
画像処理から制御CPUまで 全て専用ボードで開発する |
・処理速度が最も速 ・量産時のコストが安い |
・開発コストが最も高い ・開発スケジュールが最も長い |
提案書
当社の提案書の特徴は、次のアウトプットドキュメントである『基本仕様書』を意識して作成させて頂いております。
ケースによって内容は異なりますが、『プロジェクト成功の為に必要な項目』が盛り込まれております。
ハードウェア開発の例
・開発概要
・一般仕様
・ブロック図
・概算スケジュール
・概算コスト
最初の段階ではページ数も少なく、記入しているボリュームも多くはありません。
しかし、本書を叩き台としてお打ち合わせを重ねることで、基本仕様書へとボリュームアップしていきます。