白線認識の研究や論文はたくさん出されていますが、ワイヤレスLAN(wi-fi)やBluetoothでの情報量の少なさや、タイムラグを考慮して、 どれだけシンプルな処理で方向制御ができるかを考えた点がポイントです。重たい処理は一切使っていないため、高速化のチューニングを行わずに実現しています。 それが組込にはとても大切なことであるのを意識しました。
次にチャレンジしたことは、車の制御です。あえて制御のコマンドを『大回り』と『小回り』と『直進』の3種類だけを使うことにしました。 3種類のコマンドしか使用していないので、人間が運転するように、白線を見て右に寄り過ぎたから左に、左に寄り過ぎたから右に・・・と少しずつ補正しながら走行しています。 どんなコマンドを指示して制御しているのかデモ動画上に『コマンドウィンドウ』を用意しましたので、ご覧ください。
車載カメラからの画像
車載カメラからの画像